一週間の悪夢

ちょうど先週の今頃、家の窓の外から雪景色を眺めていました。

そして土曜日の朝、目覚め外に出たら、私の股下位に積もった雪を見て愕然としました。
昨日から依頼された伊勢崎駅近くの除雪の現場に、夢中で歩くしか手段がありませんでした。
あの時ばかりは、長靴も意味がなく、冷たい雪がどんどん足に入ってきました。
それでも何が何だかわからず、寒いとは思いませんでした。
「災害の少ない群馬、伊勢崎でこんなことが起きるのか?」と景色を疑いました。
そして段々と携帯電話が鳴り始め、殆どが「カーポートが倒壊した」  「車がつぶれている」  「すぐに車を救出してくれ」  「クレーン車をよこしてくれ」 「パワーショベルで除雪してくれ」  「ハウスが壊れた」

ただただ 耳を疑うばかりでした。

確かに現状は、ひどいものでした。

この一週間、地元群馬、伊勢崎の街並みは、農家のハウスがつぶれている景色やカーポートに押しつぶされている車ばかりが目立ちました。
正直、心が滅入りました。
何もない景色を、新しいエクステリアや植栽で一変するのは、楽しいですが元からあったものを壊して、ただただ復旧するのは、さびしい思いがいたします。
2月になってから年度末の工事や管理が忙しく、ようやくこれから現場ブログを更新しようと思った矢先に 異常事態に見舞われました。  それでも救いは、地域の町内コミュニティが一丸となって雪かきをしていた光景は、昔懐かしい温かい想いがしました。

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